enchant.jsで簡単ブラウザゲーム開発
YuZakuroです。
ANCTGCCではXNAというC#用のフレームワークを主に使用しているということは誰かが書いていたような気がします。
しかし、XNAはすでに開発が停止してしまい、当部は夜更けの迷子的な状態になってしまっています。
現状では、物好きな意欲的な部員は各々で様々なフレームワークを試し、デザイナーなど、多くの人は開発が停止したXNAを未だに使用しています。しかし、VisualStudioのバージョンが(Excelとよく間違えるアイコンの)2010なので、そろそろなんとかしなければいけません。
私が把握している限り、新たなフレームワークを模索している部員とフレームワークは以下のような感じになっています(こんなフレームワーク使ってるのに載ってないよ or 諸事情により載せないでって部員がいたら連絡ください)。
- YuZakuro - Unity Siv3D UnrialEngine MonoGames
- rean - Siv3D MonoGames Cocos2d-x
- reew - Siv3D Cocos2d-x
これを見ると、Siv3Dが人気のようですが、C++のライブラリであるため学習コストが高く、新入生が使いこなせるかが懸案事項です。Cocos2d-xにも同様の問題があり、MonoGamesは日本語のドキュメントが致命的に少ないという問題点があります。
UnityやUnrialEngineなどのゲームエンジンは、私はよく使うのですが、他の人はあまり使わないようです。
というように、どの選択肢も一長一短であり、それ故にXNAが使い続けられてしまっています。
そんななか、現実逃避気味になにかいいフレームワークはないかと探していたところで見つけたのがenchant.jsでした。
概要
enchant.jsはブラウザゲーム用のjavascriptゲームフレームワークです。
ANCTGCCでは主にPC用ゲームを開発していますので、このフレームワークを採用するということはおそらくないですが、少し遊んでみるとなかなか楽しいフレームワークでした。
導入
ダウンロードページからzipファイルをダウンロードします。
解凍すると、中にはライブラリだけでなく、サンプルやリソースも付属しているので、ある程度のプログラミング経験がある方なら簡単なゲームはすぐに作れてしまうのではないでしょうか。
解説
ここまできてYuZakuroは思ったのでした。
「公式のドキュメントが親切すぎる」
公式サイトには日本語で書かれた大量のドキュメント。サンプルには異常なまでに丁寧に書かれた日本語のコメント。
それもそのはず、このライブラリはユビキタスエンターテインメントという日本の会社が開発したものなのです。
ということで、一言。
「公式ドキュメント読んで」
まとめ
非常に雑な説明(というより説明していない)でしたが、公式サイトのドキュメントをよめば、enchant.jsについてはいろいろと知ることができると思います。少しでも興味が湧いた人は、是非試してみてください。
さて、明日はテスト最終日ですね。そんな明日のアドベントカレンダーは期待のホープ、はぐめた君に任せることにしましょう。